ブログ一覧 <3月>

2020/03/25  (247)修了式・離任式

 
本日の登校(2年:190日、1年188日)をもって、令和元年度の教育課程の全てを終了し、222名の進級が確認されました。修了式のあとは離任式です。
 映画「スタンドバイミー」にこんな場面があります。別れ際に一人が「さよなら」と言います。それに対し、別の一人が「『さよなら』ではなく『またね』って言えよ」と言います。
 いつの日かの再会を願う気持ちを込めて、「またね」って13名の先生方を送り出します。私も、「さよなら」ではなく、「では、また」と言って離任の挨拶を終えました。
 2年間のブログ愛読に感謝いたします。

(はみ出しコラム:生徒たちが巣立っていった教室に一人いると、何だかその空気はひんやりとしている。でも、その教室の中でゆっくり目を閉じると、生徒たちが残していった思い出の香りがしてくる。さらに耳を澄ますと、生徒たちの「またね、先生」って声が聞こえてくる。数日後、新しい先生方・新しい生徒とともに、新しい春がやってくる。Fin)



2020/03/19  (246)家庭訪問・巡回指導


 
担任の先生方は、臨時休業中の生徒の皆さんが、学習に関して困っていることはないか、また、どんな生活を送っているのかを聞きに、家庭訪問(or電話連絡)に向かっています。また、それ以外の先生方では、町内各所を巡回パトロール。広い空間での適度な運動はかまいませんが、「密閉空間で換気が悪い」「近距離での会話や発声」「手の届く距離に多くの人」この3条件は十分に避けることが大切ですよ。何のための臨時休業かをよ~く考えてくださいね。

(はみ出しコラム:3年前に中学校を卒業したメンバーたちが、大学や専門学校等で県外に出てしまう前にと、わざわざあいさつに来てくれた。そうじロッカーの裏に自分の名前を彫っていくような生徒たちであったが、全員がネクタイを締め、マスク着用での訪問である。彼らの3年間の成長ぶりに、あやうく泣きそうになった。)


2020/03/18  (245)年度末環境整備

 
生徒がいない学校が、いかにさみしいことかをひしひしと感じている今日この頃。
更新していないのにもかかわらず、多くの人たちがこのページを閲覧しているようなので、昨日の学校の様子をアップしておきます。25日に予定していた大そうじの時間を確保することができないため、本来生徒が行うはずの環境整備も先生方でよっこらせ。
 ピカピカに輝いた配膳台は必見ですよ。加えてエアコンのフィルター、扇風機の羽までバッチリです。

(はみ出しコラム:月曜日に卒業ソング音楽祭という番組の中で、尾崎豊の息子が「卒業」を歌っていた。尾崎の声色を思い出すと同時に、あの当時の自分や時代、そして何よりカラオケに行くたびにこの曲を歌い、昨年逝った先輩のことを思い出した。平成初期の話である。)



2020/03/12  (244)県立高後期内定者発表

 
感動の卒業式を終え、余韻に浸りたいところではありますが、今度は新学期へ向けての準備となります。本来であれば、生徒たちが最後に自分たちの教室を磨きあげ、次の学年へと引き継ぐのですが、臨時休業中ということで、これらも先生方の仕事。新入生を迎える1年教室にはキレイにワックスがかけられました。
 さぁ、運命の瞬間は本日11時。
 ネット上での発表となりますが、アクセス殺到しすぎてページが開けなかったら…、ということが一番の不安材料です。


2020/03/11  (243)第49回卒業式


 
取り組む時間が突然なくなり、カウントダウンカレンダーがあっという間に、残り0日になった今日、参加者全員がマスクをし、会場を開け放って、第49回増穂中学校卒業式が行われました。卒業生の感謝と決意の表れた感動の卒業式でした。最後の学活では、保護者の皆さんには、廊下やベランダからの参観ということで不便をかけましたが、今日の暖かさは天気も味方してくれました。
 担任の先生方の熱いメッセージは、76人の心に深く刻み込まれたはずです。5年後、さらにビッグになった皆さんとまた会えるのを楽しみにしています。
 卒業おめでとう!
(はみ出しコラム:3クラスの最後の学活を、熱い視線で見つめる1・2年生の担任がいた。(在校生がいなかったからこそ出来たのだが…)50分間のこの最後の授業こそプライスレスな時間であり、教師冥利に尽きる瞬間である)



2020/03/10 (242)3年生のために

 
当たり前のように卒業式に参加し、送辞を言い、感謝のメッセージや合唱を送ることが、こんなにもありがたいことなんだってことを、改めて感じます。
 明日は在校生なしの卒業式となります。
 2年生は、これまでの感謝の気持ちをこの準備に傾けました。清めの雨も降り明日は、最高の天気です。ここにまた、76名の青ジャージが巣立っていきます。


2020/03/09  (241)3月9日

3月9日になると、レミオロメンのこの曲と共に思い出すことがある。3年前の今日、卒業式を間近に控えた青ジャージの生徒たちが、帰りの会の途中で突然、教室を抜け出した。あ然とした4人の担任は、廊下からグランドに集まった彼らの様子をただただ呆然と見つめることしか出来なかった。
 するとどうだろう。♪流れる季節の真ん中で ふと日の長さを感じます~♬ と肩を組み、大合唱が始まった。3階の廊下の窓から外をのぞく私たちを、暖かく見守りながら笑顔で歌う彼らを見ていたら、自然と涙がこみ上げてきた。
 コロナ対策で全国の学校が臨時休業中という異例ずくめの2020春、2日後の311日にはまた青ジャージの生徒たちが巣立っていく。


2020/03/06  (240)それでも先生方は大忙し

 
生徒がいなくても、いやいや生徒がいないからこそ…の仕事がやはりたくさんあり、先生方は朝から大忙しです。年度末の成績処理はもちろん、家庭訪問、電話連絡、校外パトロール、また卒業生に関しては、教室の片付けや、これまでの作品返却、会計処理等々慌ただしく動き回っています。
 生徒の皆さんも、この事態の深刻さをしっかり受け止め、不要不急の外出は控えているようです。課題は順調に進んでいるかな?
(はみ出しコラム:3.11を前に、福島フィフティを読んだ。あの原発事故当時、祈るような気持ちでテレビの前にいた日の事を思い出した。眺めるしかできなかった同時刻にこれほどの戦いが行われていたと改めて知ることができた。人間とは、使命とは、と考えさせられる名著。ぜひ一読を)


2020/03/05  (239)後期入試終わる
 
 入試当日の朝、待ち合わせ場所でパシャ。この笑顔なら、きっと落ち着いて受検出来たはず。
 日本中のほとんどの学校が臨時休業の中、無事に後期入試が行われました。改めて、当たり前の日常のありがたさを感じます。テレビでの速報や、新聞は見たでしょうか。ぜひ、1・2年生もこの入試問題にChallengeしてほしいと思います。
(1) 10-(-4)
(3) (-3) +7
(5) 3(x+6y)-2(x+8y)
このあたりはバッチリかな?大問3や大問4等よく考えられた素敵な問題かなと思います。
最後の立体の体積はなかなか手強いかも。
 (はみ出しコラム:臨時休業2日目。さて、生徒の皆さんは何して過ごすのかな?)


2020/03/04  (238)後期組へのエール

 
前期内定組「後期入試を応援しようじゃない課」のメンバーによる、激励集会が昨日行われました。このような状況の中ですので、取り組みの時間はとても十分に確保することは出来ませんでしたが、それでも前期組からの応援メッセージはきっと心に届いているはず。
 今日は決戦の日。
 いざ。
(はみ出しコラム:上の写真の時、一人の担任はこらえきれないおなかの痛みと闘っていた…。それはやがて○○と診断)


2020/03/03  (237)突然の最終日

 
本校西側の階段には、3年生のこれまでの足跡のわかる学年集合写真が掲示されています。そこに昨晩最後の1枚が掲示されました。この写真を見ていると、青ジャージの皆さんがどんな3年間を過ごし、どんなことにChallengeし、どんなふうにChangeしてきたかがよくわかります。真ん中の写真は、そんな3年生から1・2年生への世界各国の言葉を使ってのメッセージです。(シンハラ語がないのが少し寂しいけど…)
 
突然の最終日を迎えるにあたり、最後の学級通信を書く先生、1年間の振り返りビデオを編集する先生、教室の環境整備をする先生、etc。形は違えど、生徒を思うこの気持ちの集まりが、今の増穂中学校を創っているのだと思います。昨晩、職員室の電気は夜通し消えることはありませんでした。
(はみ出しコラム:左の写真からもわかるけど、階段のこの位置に模造紙貼るのって結構大変。)


2020/03/02  (236)3年生絵馬奉納に行ってきました。
 
首相の「要請」から、学校現場はとんでもないことになっておりますが、生徒たちの笑顔はやっぱりいつでも素敵です。後期入試組の合格、また3年生皆の明るい未来を祈願する合格絵馬の奉納に行ってきました。この仲間と生活できるのもあとあと2日となってしまいました。
(はみ出しコラム:長い人生の中でも、こんな降ってわいたような24時間×約30日=720時間なんて二度とないはず。さぁ、どう過ごす?)